世界の植物2 @朝日新聞社 1975
表紙 ヒナウスユキソウ photo 富成忠夫
学名:Leontopodium japonicum
科名:キク科
英名:
和名:薄雪草
高山植物
挙げられている植物は、アザミ、キツネアザミ、トウヒレン、ヒゴタイ、オグルマ、ハハコグサ、ウスユキソウ、センボンヤリ、 コウヤボウキ、ヒメジョオン
これらは、→「植物の世界」その1 キク科 ヒゴタイ、オケラ、ベニバナへ。
ウスユキソウ関連で、挙げたいのは以下。
「アルプスの高貴な白」エーデルワイス
雑草の中に生えていた(p47)
マッターホルンの山麓のシュワルツ湖を見下ろす草原だった。
岩間に震えながらしっかり根をおろしているイメージだったので驚いた。by宮崎次男
学名:Leontopodium alpinum
科名:キク科
英名:
和名:セイヨウウスユキソウ
多年草
「アルプスの名花」
エーデルワイス
AI による概要
エーデルワイスは主にヨーロッパのアルプス山脈などの高地に自生
ミュージカルサウンド・オブ・ミュージックの挿入歌になったこともあって、高山植物の代表的存在として知られている。
原語はドイツ語のEdelweiß(エーデルヴァイス)で、「高貴な白」という意味である。
オーストリア共和国、スイス連邦の国花としても有名。
特徴:
花は白色で、星形をしており、花全体が柔らかな綿毛に覆われています。
ドイツ語で「高貴な白」を意味し、スイスの国花でもあります。
花言葉は「勇気」「希望」「高潔」などとされています。
エーデルワイスは、小説、映画、音楽など、さまざまな文化に登場し、ロマンチックなイメージで知られています。
アカシアの仲間で、葉柄のつけ根に託葉の変形した大型のとげを持つ木
とげの中に一種のアリがおり、内部の組織を食べるほか、住居として利用している。
アリが放棄したあとの空洞の小さな出入口を風が吹き抜けるとき、笛のような音色を奏でる。
ウガンダの切手(1969年)にあるように、だんだん黒く硬くなってゆく。
by湯浅浩史
余話だが、アカシア(Acacia)は概念が広すぎる。
「明治時代に輸入されたニセアカシアをアカシアと称していたこともある。
ニセアカシア(学名: Robinia pseudoacacia)北米原産のマメ科ハリエンジュ
花卉栽培されるフサアカシアなどがミモザと呼ばれるが。本来ミモザはオジギソウをさす。」
wikipedia:アカシア
農業を営むのは人間だけでない。白アリの仲間に、巣内に木材質を蓄え、菌を栽培するものがいる。
中南米のハキリアリの類になると、大きなもので、直径100メートルを超えるほどの地下大農場を持っていて、キヌカラカサ属、キツネノカラカサ属、キクラゲ属のキノコを栽培し、その菌糸を餌とする。
コンゴ(現ザイール)共和国の切手(1970年)となっている
キノコシロアリ
シロアリはアリ(ハチの一種、翅を欠く社会性のハチ)ではなく、アリとはまったく異なる系統の昆虫
(wikipedia)
アリはハチ目(膜翅目)の一員で完全変態を行う昆虫であり、幼虫は蛆のような形態をしている。一方、シロアリはゴキブリ目(網翅目)に属する不完全変態の昆虫で幼虫は成虫とほぼ同じ姿。
林や草原における枯木や落葉などの16~60%が、シロアリの身体を通ることで一般の動植物が再利用できるものに変えられ、生態系維持に重要な役割を果たす
(表紙扉コンテンツ)My Flower, My Country →イタリア 春を告げるアーモンド